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クサソテツ

栽培法・コゴミ

コゴミはシダの仲間でクサソテツとも呼ばれ、食用だけではなく、開いたときの美しさから、観賞用としても人気があります。日陰でも元気に育ちますので、庭に植えても室内でも育てることができます。

コゴミ

コゴミ山菜であるコゴミを栽培するにはどんな土地が適しているのでしょうか。河川敷や湿地帯に群落を作っていることから、春や夏になっても乾燥しない、保水力のある土地が望ましいです。乾燥する土地では育つことができません。高温にも弱いので、夏でも直射日光が当たらず、あまり気温の高くならないところがいいでしょう。夏には生育が止まって葉も茶色く変色しますが、涼しくなるとまた緑色の葉が伸びてきます。

コゴミの増やし方

コゴミの増やし方は、ランナーを伏せこむ方法と、株分けとの2種類があります。シダの仲間ですので胞子で増やすこともできますが、一般的ではありません。

ランナーを伏せこんで増やす

ランナーとは、親株の根から伸びだした、子株をつけるためのものです。子株で増やすよりも早く増やすことができます。

  1. 子株をいくつかつけている株には、いくつかランナーも出ていますので、親と子の株を傷つけないように、丁寧に掘りあげます。
  2. 株とランナーを切り離します。長いものでは1m以上になっています。ランナーを採った後の親株と子株は植えなおします。
  3. 7〜8cmにランナーを切断し、10cm以上の深さがある育苗箱を用意し、3cmの深さに5cm間隔で水平に伏せこみます。
  4. ランナーを伏せこんだ育苗箱は、土を乾かさないように管理しながら日陰に置きます。8割に子株が発生します。
  5. 育苗箱が小さい場合は、子株ができてからポットに移してもいいですが、土が乾きやすいので、こまめに水やりをしなければいけません。
  6. 子株の管理は明るい日陰で行い、葉が枯れる秋から春先までに、日陰になる畑やプランターに植え替えます。

株分けで増やす

増やし方としては簡単ですが、一度に沢山増やすことはできません。順調に生育しているコゴミであれば、一つの株から1年に2〜4本のランナーが出て、翌春になると子株をつけます。子株でも、株の直径が2cmほどになるとランナーが伸び、更に子株をつけます。

  1. 株が増えて込み合ってきたら、植え替えるために子株を掘りあげます。
  2. 植え替える予定の場所は、1ヶ月以上前から完熟堆肥をたくさん施しておきます。株の植え方は、先端が少しだけ覗く程度にします。
  3. プランターの場合はランナーが出るのは少ないですが、もし土を換えるときにランナーが出ているようであれば、上の方法でランナーを伏せこみましょう。
  4. 子株を植える場所は日陰を選びます。日当たりがよい場所であれば、必ず遮光するようにします。夏場は半日陰の場所でも遮光してあげましょう。

管理の仕方

水コゴミは大変乾燥に弱いので、土を乾かさないように、頻繁に水をあげてください。土が見えなくなる程度にモミガラやワラを敷いておくと、土が乾燥しづらくなるだけでなく、雑草もある程度抑えることができます。

株の直径が5cm以上になったら遮光の必要はありませんが、土の乾燥を防ぐ意味でも遮光を続けることをオススメします。最も大切なことは、土に水分を確保しておくことです。肥料は完熟堆肥を事前にたっぷりとまきますが、追肥するのは、夏に生育が緩やかになって、少し涼しくなって再び株の生育が活発になる9月頃に行いましょう。

収穫の仕方

大きな子株であれば、株分けした翌年から収穫が可能ですが、ランナーを伏せこんだ小さな下部の場合は、株の直径が5cm以上になってから収穫しましょう。コゴミの若芽の先の巻きが、きつい間に収穫します。根元からハサミで切り取りましょう。

いくら大きめの株でも、10本前後収穫すると芽が細くなってきますので、採りすぎると株が衰えて収穫量も減少してきますので、見るからに貧弱になってくるようでしたら、収穫をやめましょう。直径が10cm以上にもなる株は、ランナーがあまりでなくなります。

大きな株は収穫専用として、小さな株をあまり収穫しないで、増殖用とすればいいでしょう。株が増えてくると、収穫する時期も重なってしまいますので、収穫時期をずらしてあげると長期間、コゴミを楽しむことができます。

早出しの仕方

早出しをして、他の株と収穫時期をずらしてみましょう。発砲スチロールの箱を用意し、大きな株を掘りあげて入れます。乾燥を防ぐために、おがくずを詰めて湿らせます。暖房をきかせた暖かい部屋に日を避けて置いておくと、1ヶ月ほどで収穫できます。

ただし、早出しすると、株への負担がかかりますので、収穫が終わったら株は廃棄しましょう。畑に戻しても回復するのは難しいでしょう。コゴミの株は休眠しますので、早出しは年が明けてから行うようにしましょう。

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